高配当株投資のメリットとデメリットとは? FIREを目指す上での視点

高配当株投資のメリットとデメリット FIREを目指す上での視点

すゝめです。

今回は高配当株投資のメリットとデメリットについて

まとめたいと思います。

最後には、FIREを目指す上では高配当株投資はおすすめできるのかについても

書いていきます。

 

 

高配当株とは、一般的に配当利回りが「3%」を超えていることとされています。

  • 配当利回り(%)= 1株あたりの年間配当金額 ÷ 1株あたりの現在値 × 100

 

高配当株のメリット

 

  • キャッシュフローが得られる

 

高配当株投資の魅力を一言で言うならこれにつきます

株価が低い時に買い、高い時に売ることで得られる

値上がり益(=キャピタルゲイン)とは違い

一日中チャートに貼りつく必要がなく

あとは時期になれば勝手に配当金(=インカムゲイン)が振り込まれます。

これはまさに現代のマネーマシンと呼べるでしょう。

配当金が目当てなので、多少の株価の上下も気にしなくてすむのもメリットです。

 

  • 将来手にする金額が計算しやすい

 

また、FIREを目指す人には将来的に得られる金額が計算しやすいのも

大きなメリットと言えるでしょう。

一年後にもらえる配当金の金額は非減配株を選んで投資すれば

一年後の株価に比べて断然正確に計算(予測)することができます。

 

非減配株についてはこちらの記事をご覧下さい。

2021年2月 高配当株ランキング

 

高配当株のデメリット(リスク)

 

  • 株価自体が下がるリスク(=成長が見込めない)
  • 配当利回りが下がるリスク
  • 複利の効果が弱まる

 

高配当株の一番のデメリット(リスク)は

株価自体が下がるリスクが大きい銘柄が多いということです。

正確には、株価が上がる可能性が少ない(=成長余地の少ない)

株が多いということです。

いくら配当金を貰い続けても

株価自体がずっと右肩下がりを続けていたら意味がありません。

 

高配当株のメリットで

配当金が目当てなので、多少の株価の上下も気にしなくてすむのもメリット

と言いましたが、この多少を大きく超えて下がられては

資産は目減りする一方になってしまいます。

 

具体的にはJTなどの銘柄が挙げられます。

JTは配当利回りは7%以上の高配当銘柄の代名詞ではありますが同時に

株価を下げ続けている銘柄でもあります。

 

配当利回りが下がることについては、非減配株を選定することで

可能性を多少リスクを減らすことはできますが

それでも絶対リスクを回避できるものではありません。(そもそも株に絶対なんてありませんけどね…)

まとめ 高配当株投資はおすすめできる?

 

まとめとして、FIREを目指すサラリーマンの一人として

同じくFIREを目指す方達にも高配当株投資はおすすめできるものといえます。

 

ここまで、デメリットについて書くと

複利効果(今回の記事ではほとんど触れていませんが…)のことも考えると

インデックス投資を積立で行って、配当金は再投資設定して

最終的には4%ルールで取り崩す方がいいんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。

 

実際、私自身もインデックス投資を積立(配当金は再投資)で行っています。

それでも、利益確定をしていない見かけ上の損益評価ではなく

実際にキャッシュフローを得られるというのはFIREを目指す上での

何よりものモチベーションの維持に繋がります。

FIREを本気で目指している方にこそ、感情ともうまく付き合っていける

高配当株投資はポートフォリオの一部におすすめできます。

 

 

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